April 23, 2006

4月14日高遠の桜

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東京が例年より早く開花し、それほど早い日程でもないはずの14日、例年なら咲いているはずの高遠城址公園、土日が満員で休みをとって行った金曜のツアーでしたが、残念ながら南門付近以外はほとんどつぼみ。もっとも満開になる前の方が、つぼみの赤と花の色が混ざって最も見頃、というのですから花見のタイミングは難しいですね。写真は公園の外。

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June 19, 2005

コイズミも見た「ルイーザ・ミラー」

小泉首相も鑑賞した初来日のナポリサン・カルロ歌劇場ヴェルディ「ルイーザ・ミラー」。なじみのない演目でどんなものかと半信半疑、期待はサッバティーニのテノール程度かなと考えていたが、これが大違い、大当たり。
近年見たオペラでも屈指。オーケストラはスカラ座にも匹敵するくらいよく歌うし、サッバティーニはもちろんヒロインのフリットリ、父役のアントヌッチをはじめ合唱も、すべてが高レベルでよく聴かせるできばえ。さらに皆の演技力、特に主役の二人の素晴らしさ、終盤はコイズミならずとも泣かされてしまいそう。F席9,000円という公演ではない。
安いにこしたことはないが。

先月のフェニーチェ歌劇場「真珠とり」も歌はよく聴かせたが、全体のレベルはこれほどでなかったし、演技が今ひとつ、ふたつ。「ルイーザ・ミラー」を見ると、特に「真珠とり」のヒロインの演技力というかあまり変化のない表情が今さらながら気になった。

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June 04, 2005

新国立劇場「フィデリオ」

ベートーベン唯一のオペラ「フィデリオ」、新国立劇場で見てきました。
ある解説本によると、「オペラとしてはつまらない。舞台が暗い。(牢獄だけが舞台なので当たり前か)」とにべもない。
確かに大半は暗い舞台だが、最後にフィデリオ(レオノーレ)とフロレスタンの再会、解放を祝して40組くらいの正装した結婚カップルを登場させ、思い切り明るくした演出はなかなかものでした。
しかし、全体を通してみると、これが大舞台を必要とするオペラとは思えないというのが、正直な印象です。
歌や曲は素晴らしいのですが、それを聞くなら囚人服や監獄にふさわしい服装でのホールオペラで充分でしょう。
これは演出のせいではなく、原作のためと思いますが、残念ながらオペラにはふさわしくない題材と言うことでしょうか?
また、あるブログでこのフィデリオを今までの新国立のオペラの中でも上位ランクという評価がありました。私は新国立でのオペラははじめてでしたが、すると今までどんなオペラを上演してきたのでしょうか?大疑問です。
また、この日2日は高い席がかなり埋まっていて、私が見たような安い席にけっこう空席があったのも?でした。

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May 25, 2005

ボッティチェリ「ヴィーナス」

paintings_02「ベルリンの至宝展」に出品中のボッティチェリの「ヴィーナス」
8等身のヴィーナスは「ヴィーナスの誕生」のヴィーナスに比べると、表情が硬いというよりはないといったほうがいいかもしれません。
黒一色をバックに、足元の中心は画面の左3分の1の位置、体の中心部は画面の中心、あごは画面の中心にあるものの右に傾けた顔の中心は画面の左に寄っていて、凡庸な画家ならアンバランスで見ていられない絵になったでしょうが、この絵は構図としてぴたりと収まっています。
意外に人が多い展覧会でしたが、絵画はゆったり見られました。


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May 04, 2005

ラ・トゥール展

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年代によって、あるいは環境によって作風は変わるものでしょうが、それにしても「ダイヤのエースを持ついかさま師」は何か違うんじゃないか、タイトルの「いかさま」とは言わないが、他の作品から浮いているように見えました。
光を効果的に使った作品が良かったです。「聖ヨセフの夢」「煙草を吸う男」「蚤をとる女」といったところですね。
新作贋作の見極めが大変なように、同様に光を効果的に使ったレンブラントと比べて、失礼ながらまねしやすい作品が多いというイメージと、同じ画家の作とは思えない流れになっているという印象の強かった展覧会でした。

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April 10, 2005

ゴッホ展

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平日の夜間開館だったためか、がらがらでゆったり見ることが出来ました。日本でこんなに空いているゴッホ展ははじめてでした。
何と言ってもゴッホで一番好きな「夜のカフェテラス」、黒を使わずに夜を描いたというあまりにも有名な絵です。
クローラーミューラー美術館で見たことがあるので初めてではないのですが、やはり素晴らしい。
本家の美術館とは違って、絵が「落ち着きが悪い」と言っているような気はしましたが。

もちろんこの絵もいいのですが、今回気になったのは、緑の2点。
アルルの公園を描いた「公園の小径」と「サンレミの療養院の庭」の2つです。
ゴッホの黄色や濃紺はいうまでもありませんが、ゴッホの緑色がこんなに素晴らしいものだとはじめて気づかされました。
どちらも見入っていると、ワープして絵の中へ入って行けそうです。(ちょっと大げさですが本当に引き込まれました)

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March 29, 2005

歌って踊る60才シルヴィ・バルタン

a歌って踊る60才、それが出来るだけで何と素晴らしいことでしょうか!
しかも、17歳の時にはすでにトップアイドルだったシルヴィ・バルタン。
日本公演を聞いて、見て、大満喫しました。曲調と合わせた7変化ならぬ6変化、赤レザーのジャケットに黒のパンツ、白のワンピース、ジーンズスーツ風、上白・下黒のドレス、金ラメのミニドレス、シルバーのパンツスーツと、服音痴が遠目に見たので正確ではありませんが、これだけでも楽しませてくれるものでした。
歌はもちろん言うことはありません。私がポップスの洗礼を受けた「アイドルを探せ」や「あなたのとりこ」はもちろんロックやシャンソンまで幅広い世代に受け入れられるレパートリーで魅了させてくれました。
音響調整のせいか、最初声質がずいぶん中性っぽく聞こえたのは意外でしたが。
歌って踊れる60才はたくさんいるかもしれません。しかし、10代からトップアイドルで60才の今、歌って踊ってさまになるのは彼女くらいなものでしょう。

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March 20, 2005

中宮寺国宝菩薩半跏像

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上野国立博物館での拝観。仏像は本来のお寺で見るべきものと思っています。ましてや本像は中宮寺の本尊。
しかしこの展示はふだん見ることの出来ない後ろからも見られる360度展示、ありがたいことです。

光線のせいもあるのかもしれませんが、正面から見ると以前中宮寺で見たときとイメージが違って、何だか悲しそう。
まさに「菩薩さま」という最高の微笑みは右45度からです。

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March 05, 2005

つかこうへい「平壌から来た女刑事」

一昨日「熱海殺人事件~平壌から来た女刑事」初日を見てきました。

久しぶりのつか芝居は、北朝鮮問題、児童殺傷事件など、つか氏でなければ書けない過激なせりふのオンパレードに時代を掴む鋭さとパワーを感じました。
せりふの過激さは石原良純が「こんなこと言っちゃっていいのかな。まいいか、親父もぺらぺらしゃべってるから」(正確ではありません)に象徴されるものでした。

はじまりは流れが硬く感じられたものの、半ばからはテンポも良くなりました。

黒谷友香はチャイナドレスよりも最後のチマチョゴリ姿が最高でした。
今は役者としてよりもモデルとしての存在感でしょうか。

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